【ベストセラー】「じつは危ない野菜」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】
じつは危ない野菜
(ワニブックスPLUS新書) 新書
– 2015/6/8
スーパーの野菜はなぜ大きさがそろっているか、知ってますか?
その理由には今の農業が抱える大きな問題があった。2011年の東日本大震災以降、岐阜県大垣市に移り住み、安全・安心な農産物を提供するためのプロジェクトを手掛ける著者が、
ヘルシーなイメージの「日本の野菜」をめぐる危機的状況に警鐘を鳴らす。2012年4月に発行された問題作
『真っ当な野菜、危ない野菜』に、
「TPPと遺伝子組み換え作物」などその後のさらなる状況の悪化を加筆修正して新書化。安心安全、そして、おいしい野菜を選び方、食べ方を知ることは、自分を家族を守ることにつながるのです。
【衝撃作】「野菜は小さい方を選びなさい」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】
■2万人のフォロワーの共感を呼ぶ著者が明かす、
誰も知らなかった野菜の常識とは――あなたは、次の理由で野菜を選んでいませんか?
だとしたら、あなたの野菜選びは間違っています。・JASマークが付いている
・有機栽培と表示がある
・無農薬だったら安心
・有機野菜だから安全
・オーガニックは栄養がある
・大きい野菜の方がお得
・色の濃い野菜は栄養価が高い
・みずみずしさは新鮮さの証
・甘味がつよいのは美味しい証拠
・形や大きさが揃っているものオーガニックや無農薬、有機栽培の野菜だったら、
「安全で信頼できて美味しい」と思っていませんか?「化学肥料じゃなくて有機肥料だったら安全」
そんなふうに思っていませんか?そんなことはまったくありません。
オーガニックや有機栽培の表示の基準は
実に曖昧であり、農薬や化学肥料を使った野菜でも、
オーガニックと表記する場合があります。有機栽培やオーガニックは、
イコール無農薬と思い込んでいる人も多いと思いますが、
それはかんちがいなのです。また、「化学肥料ではなく有機肥料であれば安全」
というのも間違っています。どう作られた有機肥料なのかが、ポイントになります。
そのことを知っている消費者はまずいません。
そもそも、手つかずの自然のなかで、
植物は、肥料を与えられながら育っているでしょうか?「自然のなかでも動物たちの糞や死骸が植物の生長を助けている」
と考えることはできます。では、田畑に撒かれる動物由来の有機肥料の量は、
自然のそれと比べて、適切でしょうか?人間の手が入れば入るだけ、
土のミネラルバランスは壊れていきます。バランスが壊れるから、
農薬が必要になり、肥料が必要になります。「無農薬無肥料」で作られた野菜を食べる。
それが、最も健康で安全な選択です。
■「スーパーで安全な野菜を見分ける方法」
「信頼できる野菜の入手方法」がわかる!無肥料無農薬の野菜は、
自然栽培や自然農とも言われ、
そのよさが徐々に広まっていますが、
まだまだ手に入りにくいものです。生産者と直接つながって、
購入することがベストですが、
スーパーなどで買わざるを得ないことも多々あるでしょう。そこで、本書では、消費者のみなさんが、
スーパーなどで簡単にチェックできる、
安全な野菜の見分け方をまとめています。ぜひ、あなたの暮らしに取り入れて、
美味しく健康な食事を楽しんでください。